リシケシ 3
わたしのインド日記もそろそろ終わらなければいけないな。笑
もうインドから帰って2ヶ月になる。
サロンワーク中に、お客様から「ブログ、見ましたよ!」って言われるのがすごくうれしいです。
なのになかなか更新できない私。笑
サルとも共存。
サルに、もう売り物にならない果物をあげる果物屋さん。
すごい。自由。笑
サルも受け取ってひょいひょい食べていた。笑
謎の遊具。
ちょっとイラっとする。笑
自由でゆるいインド。
ここで過ごすのももう少しだなぁと思うとすこし悲しいけれど、胃腸の調子がすごぶる良くないのでインドのマサラ臭が苦しくなってきていた。
体調がすぐれないのは、モンスーンがやってきたから余計なんじゃないかなぁと思う。
変わりやすい天気。
朝起きたら大雨。
大雨かとおもったら、晴れる。
そんなかんじの気ままな天気。
リシケシには沢山の外国人がヨガを勉強しにきていたけれど、このカップルは最高にかわいかったなー。
^^♡
体調のすぐれない私のところに、昨日知り合ったきえちゃんが遊びにきてくれた。
彼女の友達のアイルランドから来たというイファも一緒だった^^
ココナッツウォーターとクッキーと、体調よくないときに効くというスポーツドリンクの素みたいなやつとか、、、
私を気遣った、差し入れ。
とってもファニーな2人。
私も元気になってきた。
とても嬉しかった。
人に優しくできる人は本当に凄い。
彼女たちの友人であるらしい、女の子の1人がパラグライダー中に事故にあって入院しているというのでその病院へ一緒にお見舞いへいく事になった。
私は、ここで美容師で良かったなぁと思う事になる。
インドで?笑
まさか、自分でもそんな事予測していなかった。
行く途中、イファに髪を切ってほしいってお願いされた。
彼女は自分で坊主にしたらしくって笑、
半年間の旅の中で、伸びていて坊主がのびきった今の髪型が嫌らしい。
まさか病院でとは思わなかったけど、、、笑
イファのカットをしてあげた。
ここでわたしは美容師をしていて良かったなぁと思った。
イファは信じられないくらい喜んでくれた。
(きえちゃんの前髪も切った!)
その後、ベッドで身動きがとれない入院中のマリオンの髪をシャンプーしてあげた。
これはみんなで。
インドって日本と違って、看護師さんがいろいろとお世話してくれる訳ではないらしい。
食事や体を洗うなどのケアは別でひとを雇わなければいけないらしい。
どおりで、お見舞いに行ったけど看護師さんは私たちと一緒にずっとおしゃべりしていた。笑
別のひとを雇うと言ったって、ドイツ人のマリオンが見知らぬインドの土地で自分が身動き一つとれない中でインド人を雇う事はできないんじゃないかなぁと思う。
わたしだったらこわい。
だから彼女は3週間くらいシャンプーできなかったらしい。
異国。
何があるかわからない人生だ。
でも何もないインドで、全く鋭くない切れないハサミと10円くらいで買ったコームがあれば
私は髪を切る事ができて、信じられないくらい喜んでくれて。
動けなくてシャンプーできない女の子の髪も、みんなよりは上手に洗ってあげられることができて。
なんだか、その日の夜は涙が止まりませんでした。
ひとの役にすこしでもたてたことが嬉しかった。
いろいろなことがあったインド。
きれいな景色とか、古い人間の作った制度とか風習とか
おいしいカレーとか、それにお腹壊してトイレに数十回起きた夜とか
意地悪なインド人とか、親切なインド人とか
まさかの出番だったわたしの美容師とか。
なんかいろいろありすぎて、濃すぎた10日間でした。
マサラはしばらくいらないや。
そう思った2ヶ月後には、また行きたくなってるインド。
20代最後に相応しい、最高にアドベンチャーな最高に良いたびになりました。
次はきれいな国がいいかも。笑