最近観た映画
最近観た映画。
「大いなる沈黙へ」
フランスにある、最も厳格と言われている男の人の修道院。
そのドキュメンタリー映画。
撮影の許可がおりるまで、10年以上かかったと言われるこの映画。
監督1人しか、修道院の中に入る事を許可されなかったらしい。
ドキュメンタリーとの前情報から
この映画がどんなものであるのかは想像がつきますよね。
2時間半〜3時間弱くらいのこの映画の上映中、
寝息が聞こえることもしばしば。笑
その理由も分かります。
彼らの毎日の生活が、そこには描かれています。
単調でありすぎるし、自分と向き合う時間が長過ぎる。(他人との会話は週に4時間程しか許されません。)
音楽もついていない映画なので、聞こえるのは生活の音のみ。
そして、途中、何度も同じメッセージが流れます。
映画をみているのに、何だか自分も修行しているようなそんな気分になりました。
毎日の自分の生活が、一体何なのかも分からなくなる。
でも何だか、リセットされたようなそんな気持ちになりました。
なかなかストイックではありますが、観て良かったと思いました。^^
そして
「365日のシンプルライフ」
自分の持ち物は全て倉庫に預ける。
1日1つだけ、その倉庫から持ち出しても良い。
モノを買わない。
これを1年間続ける。
というルールに基づいて生活をする上での気持ちの変化を描いた映画。
これもおもしろかったです。
そうなると、どうなるのか。。。
全く想像がつかない訳でもないですが。
自分の仕事はどちらかというと、「暮らすのに必要」ではあるけれど
究極言えば、必要はない(セルフカットとかもできるもんね)お仕事で、
「暮らしていくのをより楽しくする」ことに携わるお仕事
だと思うので、上2つの映画みたいな
究極シンプルな生活とは少し結びつかないかもしれないですが
大切にしないといけないこととか
周りの欲にうもれて、見えなくなってしまいそうな事とか
そんな事を考える時間はとっても大切だと思うし、きっと多くの人がそう思っているからこそ
こういう映画をつくる人がいたりするんだろうなぁ。
これからきっと、もっともっと便利になって
いいものが沢山できたり
ほんとによかったものがよくなくなっちゃったりするんだろうし
なかなか10年後も、ひっくりかえるような世の中になっていそうだけど
自分の大切にしたいことは
少しくらい頑固に守る方が、素敵な人になれそうだなとか。
そんなこんなを、観終わった後に考えていました。
何を言っているか、よくわからなくなってきましたが。笑
観て良かったので、おすすめです。
とくに、大いなる沈黙へは体力、精神力つかう価値ありです。